2010年3月26日金曜日

ベルナール・ジラール『The Google Way』

ユーザーを味方に、そうすれば成功する。――ラリー・ペイジ
グーグルはスイス製アーミーナイフのようであるべきだと考えています。――マリッサ・メイヤー

これらの二つの言葉は、読んでいて特に印象に残った言葉であり、これほどGoogleという企業をうまく説明している言葉も早々見つからないだろうと思います。(著者じゃなくて幹部社員の言葉です。)今記事を投稿しようとしているこのbloggerはGoogleのアーミーナイフの機能の一つであるし、他にもGmail、アドセンス、マップその他いろいろ。そして言うまでもなく、Googleをここまで大きくすることになった検索エンジンサービス。これらは、ユーザが便利に使えるように考えられているし、しかも無料!!今売れていて話題のクリス・アンダーソンのフリーにもあるような画期的な無料ビジネスを行ってきている。経済学的にもこれまでとは異なる革新的、革命的なやり方で、一時は倍々に業績を上げてきたGoogle。この本ではそんなGoogleの成功がどのようなアイディアによって生み出されてきたかを余すことなく伝えていると思います。

ホントに読んでびっくりです。なんか同じ時代同じ世界に暮らしていているのに、何だろうこの物凄さは。日本でのシェアはYahoo!Japanの方が持っていてあんましメジャーではないですが、なんかもう世界征服できそうなくらい力持ってるんじゃないだろうか。SUPERMERが考えた50年ごとの学問のバブルを並べると、100年程前のアインシュタインやシュレディンガーに代表される物理学、50年前のワトソンとクリックのDNA二重らせんを代表する生物学、そして今の時代、文句なくIT技術の進歩こそが世界の天才たちがしのぎを削る対象となっていると思います。これらの出来事は学問というものに対する爆発的な影響を与えている発見であり、それをキッカケにして、またその分野がどんどん発展していきます。今後またどのような新しいものが出てくるか楽しみで仕方なくなってきます。
IT関連の本を読んでいると今という時代の中心を見ているようで、とても可能性にあふれているように感じます。最近はGoogleに限っては中国問題で話題ですし、この前ふれた著作権の問題など、避けて通れない問題もあります。ですが、著者が冒頭で述べているように、知識のアクセスをここまで容易にできるようにしてくれたことを感謝したいです。

途中読んでてびっくりしたのが、ブログサービスを最初に始めたのがbloggerで、それを作った人、ビズ・ストーンはTwitterの立ち上げにも関わっているとか。すごい人がいるもんですね。

ブログ作る前に一冊Googleの本読んだんです。NHK取材班『グーグル革命の衝撃』という本なんですけど、自分のプロフィールのところに載ってるお気に入りブログ黒夜行さんのところで紹介されていて興味を持ったんです。実は、この本はブログを作ろうというキッカケになった本だったのです。アドセンスで一財産を築いた若者の話が一番気に入ったんです。我ながら金の事ばっか気になってしまう嫌な性格です。今は更新そのものが楽しいということもここに明記しときます。そんでもって、Googleという企業に俄然興味がわいてきて、もっと詳しい本を読んでみようと思って手に取ったのが、この本です。今のグーグルがどうしてここまで大きくなったのか。その疑問に少なからず本書は答えてくれると思います。

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