あらすじ引用
小山が後輩の荒木から勧められた料理店は、一風変わったところだった。場所は訪れるたびに変わり、顔を見せる店員は三十代と思しき女将が一人だけ。そして、毎回違い若い女性が食事に相伴してくれるのだ。戸惑いつ、女性たちと会話を続ける小山は、次第にその店の雰囲気にひかれていくのだが……。
引用終わり
この作品は他の森博嗣の作品とは一風変わった感じだと思います。(全部読んでいるわけではありませんが、)あらすじからして何だこれ?的に感じました。
僕の中では、ミステリィ(これ書いてみたかった。)と、スカイクロラのイメージだったので、こういう作品もあるんだなという印象を受けました。
全部で八章から成っていてどれも一章ごとに話が大体分かれているので、切りよく読めます。
一人称の小山教授が考えている、仕事のこと、人との付き合い方といった人生観が、女性との食事を通して出てきます。
人が物を食べているのを見るのは気持ちの良いものではない。それは、殺生の動機に合うようなものだ。日ごろ上品な人でも食事のときにはぼろを出すことがある。そういったことから食事のマナーが成立してきた。
こんな内容の部分があるのですが、なるほどな。と思いました。他にも印象に残るような話がたくさん詰まってます。ですが、人によっては、退屈に感じるタイプの本かもしれません。
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