2010年4月1日木曜日

森博嗣『封印再度』

Who inside?

≪あらすじ≫
岐阜県恵那市の旧家、香山家には代々伝わる家宝があった。その名は、「天地の瓢」と「無我の匣」。「無我の匣」には鍵がかけられており、「天地の瓢」には鍵が入っている。ただし、鍵は「瓢」の口よりも大きく、取り出すことが出来ないのだ。五十年前の香山家の当主は、鍵を「瓢」の中に入れ、息子に残して、自殺したという。果たして、「匣」を開けることが出来るのか?興味を持って香山家を訪れた西之園萌絵だが、そこにはさらに不思議な事件が待ち受けていた。

この本で今現在最も印象に残っているのは、犀川先生が盛大な罠に引っ掛かるところだと思います。いつも冷静で、明晰な犀川がどんな騙され方をするのか考えながら読むのも悪くはないと思います。

もうひとつ印象に残っていたのは、「天地の瓢」と「無我の匣」における答えです。なかなか面白いもので、この作品の鍵となるこのパズルの他にも、パズルに関するトリビアをパズルマニアである儀同世津子さんが、教えてくれます。

肝心の事件の方は実はあんまし、記憶に残ってません。面白かったのは間違いないですが、ミステリィが好きで、初めてこのシリーズを読むって人はこの本からはやめた方がいいと思います。

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