久々の更新です。毎日更新していた時期がもう既に懐かしくなってきました。相当暇だったことがうかがえますw
最近というかもう少し前になってしまいますが、この本は書店でよく平積みなっているのを見かけていました。無料からお金を生み出すなんて、等価交換の法則を無視しているじゃないか!と思いつつも、こういった本はついつい手をのばして読みたくなります。
本書は、今までに経済学では扱われることの少なかった無料という概念について詳しく解説しています。(本書からの情報です。ちなみに著者によると、僕らの世代はどうやら無料と聞いても、ふーん。で?それがどうしたの?という反応をする無料が当たり前になってきている世代らしいです。)なぜ、グーグルを筆頭にした無料で利用できるシステムが、成り立つことができるのか?ただで利用することができるのか?という質問に対する一つの答えが、本書には載っています。
面白い実験が載ってたので、ひとつ紹介します。これはテレビで見たことがあるので、読んでない人でも知っている人がいるかもしれません。
ひとつはスイスの高級チョコ。もうひとつはたぶんよくある安いチョコ(本書によれば、お馴染みのハーシーのチョコ。チロルチョコみたいなイメージでいいと思う。)前者に15セント、後者に1セントという値段をつけて売ると、73%の人が前者を買い、後者を27%の人が買った。しかし、両方とも1セント値段を下げて14セントと無料にすると、無料のチョコの方が、69%の支持を得たそうです。
この結果から、無料という物が、人の合理的な経済行動の他に、心理的な影響も見られると結論付けています。無料という物が持つ力は、何やら計り知れないものがあると著者は言っています。
こういう本を読むと、何やらふつふつと何かを始めたくなる衝動に駆られます。俺もフリーのビジネスがやってみたい!的な。そして、この本はなんと、webで無料配信されていたとのこと。著者は実際に無料ビジネスを再現して行っているというのが面白いと思います。デジタルがもたらすフリーの問題点に、著作権を筆頭にした知的財産権を侵害する中国やP2Pの問題などがあり、よく話題になっていますが、これらは、評判という一番得難い評価をしっかりと得ることができている。だから、そう悲観することはない、という著者の意見は的を得ていると思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿