《あらすじ》
死体に残された傷は何を意味するのか!?
女性が死んでいた。みな密室で。歌詞のとおりに1人、また1人。
大学施設で女子大生が連続して殺された。現場は密室状態で死体には文字状の傷が残されていた。捜査線上に浮かんだのはロック歌手の結城稔。被害者と面識があった上、事件と彼の歌詞が似ていたのだ。N大学工学部助教授・犀川創平とお嬢様学生・西之園萌絵が、明敏な知性を駆使して事件の構造を解体する!
S&Mシリーズの4冊目です。この話では冷たい密室と博士たちの時のように、犀川や西之園萌絵の近くで事件が起こります。そんな近いところで立て続けに事件に巻き込まれるというのは、不幸としか言いようがないですが・・・。
この作品当たりから、不思議な感じの漂い方が尋常じゃなくなってきていると思います。ここまでの作品では犯人の動機も理解できる範疇でしたが、この作品のような犯人は、現実にはいない小説の世界の中だけのキャラクターだと思います。こんなタイプの人がいないわけではないけど、殺人の動機にされたら世界の設定が歪みます。
少し否定的に書きましたが、本書の魅力がまさにその、犯人の考え方や性格にあると思っています。この話も密室が扱われていますが、必ずしも密室そのものを解くことが重要になるタイプの問題ではなく、なぜ密室だったのか、そして動機は何だったのかということに重きが置かれています。そういう意味では、ミステリ要素だけじゃない力があります。
2010年3月30日火曜日
鎌池和馬『とある魔術の禁書目録12』
鎌池和馬『とある魔術の禁書目録12』
どうもこんにちは。
今回はとある魔術の禁書目録です。
ラノベです。ライトノベルってあんまし読んだこと無いんですよね。キノの旅くらい。
そんな中ついうっかりアニメを見てしまい。面白かったので読み始めました。
頭の中でこんな設定の話あったらおもしろいなぁ。とか考えてたんですよね。月並みすぎますが、魔法があって、学校って設定で、現代風で。
もうとっくに大人気シリーズになってた。
そんなわけで、12巻ですが、この巻はあとがきに書かれてもいますが、コメディに特化してます。前半3分の2くらいまではそんな感じで事件も起きずに、進んでいきます。特に、一方通行と当麻がニアミスして、このままで会うのかな、出会わず終んのかなとか考えてたら、事件発生しました。
僕はアニメを見てそのあとにWikipediaを熟読してしまったので(ぉぃぉぃ、この先の大まかなあらすじや何やらを知ってしまっているんですが、この巻から話はどんどん大きくなっていきそうですね。続きを読むのが楽しみです。
そして事件に突入したところで、次巻に乞う御期待というわけで、続きが気になる12巻でした.
どうもこんにちは。
今回はとある魔術の禁書目録です。
ラノベです。ライトノベルってあんまし読んだこと無いんですよね。キノの旅くらい。
そんな中ついうっかりアニメを見てしまい。面白かったので読み始めました。
頭の中でこんな設定の話あったらおもしろいなぁ。とか考えてたんですよね。月並みすぎますが、魔法があって、学校って設定で、現代風で。
もうとっくに大人気シリーズになってた。
そんなわけで、12巻ですが、この巻はあとがきに書かれてもいますが、コメディに特化してます。前半3分の2くらいまではそんな感じで事件も起きずに、進んでいきます。特に、一方通行と当麻がニアミスして、このままで会うのかな、出会わず終んのかなとか考えてたら、事件発生しました。
僕はアニメを見てそのあとにWikipediaを熟読してしまったので(ぉぃぉぃ、この先の大まかなあらすじや何やらを知ってしまっているんですが、この巻から話はどんどん大きくなっていきそうですね。続きを読むのが楽しみです。
そして事件に突入したところで、次巻に乞う御期待というわけで、続きが気になる12巻でした.
ラベル:
とある魔術の禁書目録,
鎌池和馬
西尾維新『偽物語(下)』
化物語の下を読まずにここまで来てしまいました。アニメの15話が速いか、それとも図書館で予約したやつが届くのが、早いか。
僕の予想ではほぼ100%後者ですが。
上巻を読んでいても思いましたが、下巻は、さらに、と言いますか…。
阿良々木君の素性が割れてきましたね。主に変態方向のベクトルで。(キャラ崩壊ともいう)
作中では忍のキャラについての話がありましたが、こっちは崩壊(変遷)の理由はある意味筋が通っているんと思うんですが、暦のはそれを遥かに凌駕するほどの変貌ぶり。彼の人間強度は一体どうなってしまったんでしょうか。普通触れねーよ。
副題はつきひフェニックスですが、月火はなかなか出てこないです。前半が大体読んでいて楽しくなる掛け合いやギャグなので、あんましシリアスなものでも無いし。それでもそれなりに、驚かされる結末ではあったし、期待を裏切らない内容だと思います。
あえて言えばテーマとして、正義と悪、本物と偽物の違いとか、そんな議論にに重点が置かれています。自分にとっては正義だとしても誰かにとっての悪になる。本物と本物と見た目も機能も違う偽物。どちらが価値が大きいか。月並みな疑問ですが難しい問題ですよね。
ちなみに僕自身の見解を臆せずに書いときます。
・正義と悪
最近ワンピース面白くなって目が離せないですよね。ドフラミンゴの勝った方が正義っていうのがカッコいいです。
・本物と偽物
ブランドの偽物は安いです。ですが、アフターケアや保障関係は本物の方が厚いです。これ、知的財産権の教科書に載ってました。。
今後も傾物語、猫物語と出版が決まっていてとても楽しみです。零崎人識の人間関係についても未読ですが、早く読みたいです。お金があれば買いたいんですけどね…。
僕の予想ではほぼ100%後者ですが。
上巻を読んでいても思いましたが、下巻は、さらに、と言いますか…。
阿良々木君の素性が割れてきましたね。主に変態方向のベクトルで。(キャラ崩壊ともいう)
作中では忍のキャラについての話がありましたが、こっちは崩壊(変遷)の理由はある意味筋が通っているんと思うんですが、暦のはそれを遥かに凌駕するほどの変貌ぶり。彼の人間強度は一体どうなってしまったんでしょうか。普通触れねーよ。
副題はつきひフェニックスですが、月火はなかなか出てこないです。前半が大体読んでいて楽しくなる掛け合いやギャグなので、あんましシリアスなものでも無いし。それでもそれなりに、驚かされる結末ではあったし、期待を裏切らない内容だと思います。
あえて言えばテーマとして、正義と悪、本物と偽物の違いとか、そんな議論にに重点が置かれています。自分にとっては正義だとしても誰かにとっての悪になる。本物と本物と見た目も機能も違う偽物。どちらが価値が大きいか。月並みな疑問ですが難しい問題ですよね。
ちなみに僕自身の見解を臆せずに書いときます。
・正義と悪
最近ワンピース面白くなって目が離せないですよね。ドフラミンゴの勝った方が正義っていうのがカッコいいです。
・本物と偽物
ブランドの偽物は安いです。ですが、アフターケアや保障関係は本物の方が厚いです。これ、知的財産権の教科書に載ってました。。
今後も傾物語、猫物語と出版が決まっていてとても楽しみです。零崎人識の人間関係についても未読ですが、早く読みたいです。お金があれば買いたいんですけどね…。
2010年3月29日月曜日
森博嗣『笑わない数学者』
《あらすじ》
伝説的数学者、天王寺翔蔵博士の住む三ツ星館でクリスマスパーティーが行われる。人々がプラネタリウムに見とれている間に、庭に立つ大きなブロンズのオリオン像が忽然と消えた。博士は言う。「この謎が解けるか?」像が再び現れた時、そこには部屋の中にいたはずの女性が死んでいた。しかも、彼女の部屋からは、別の死体が発見された。パーティーに招待されていた犀川助教授と西之園萌絵は、不可思議な謎と殺人の真相に挑戦する。
S&Mシリーズの3冊目です。裏表紙のレビューだか何だかに、事件そのものと謎解きが、全く違う問題に見えて、実は同じ問題だ。みたいなことが書かれていて珍しく、どんなトリックなのかなあと、考えながら読みました。銅像が重りになって、死体を運ぶとか矛盾だらけのつまらない推理しかしませんでしたが、結局わかりませんでした。でも、この本に限っては、もしかしたら何かの拍子に気づけたかもしれません。結構単純明快なトリックだと思います。
初めの方にあった天王寺博士が出題する問題はとても面白いです。こんな風に面白いと思わせる問題はどこから持ってくるのか気になるところです。数学ってスパッと切れるものが多いと思います。表現が抽象的すぎる気もしますが、白黒はっきりしているところは、数学の魅力の一つでしょう。科学ももう少し、白黒はっきりしているともっと便利だと思いますが、世の中そうはいきません。
伝説的数学者、天王寺翔蔵博士の住む三ツ星館でクリスマスパーティーが行われる。人々がプラネタリウムに見とれている間に、庭に立つ大きなブロンズのオリオン像が忽然と消えた。博士は言う。「この謎が解けるか?」像が再び現れた時、そこには部屋の中にいたはずの女性が死んでいた。しかも、彼女の部屋からは、別の死体が発見された。パーティーに招待されていた犀川助教授と西之園萌絵は、不可思議な謎と殺人の真相に挑戦する。
S&Mシリーズの3冊目です。裏表紙のレビューだか何だかに、事件そのものと謎解きが、全く違う問題に見えて、実は同じ問題だ。みたいなことが書かれていて珍しく、どんなトリックなのかなあと、考えながら読みました。銅像が重りになって、死体を運ぶとか矛盾だらけのつまらない推理しかしませんでしたが、結局わかりませんでした。でも、この本に限っては、もしかしたら何かの拍子に気づけたかもしれません。結構単純明快なトリックだと思います。
初めの方にあった天王寺博士が出題する問題はとても面白いです。こんな風に面白いと思わせる問題はどこから持ってくるのか気になるところです。数学ってスパッと切れるものが多いと思います。表現が抽象的すぎる気もしますが、白黒はっきりしているところは、数学の魅力の一つでしょう。科学ももう少し、白黒はっきりしているともっと便利だと思いますが、世の中そうはいきません。
2010年3月28日日曜日
森博嗣『大学の話をしましょうか』
第一章
最後のところが、大学生である自分にとっては意味のある書物になったと思う。
大学院に行くことは決めているが、どうして行かなければいけないか説明できなかったが、背中を押してもらえた気がする。
第二章
大学という物の機能や役割について、なかなか辛辣に語られている。お役所的な仕事が多くてしかも意味不明だとか。大学の抱える矛盾についてよく見ているんだなと思った。さすが研究者といったところだろうか。
第三省
少々自分にとって衝撃的な発言があったので引用しておく。
≪ミステリィにしたのは、やはりミステリィが小説の中では最もコード的というか、書きやすいジャンルだったからですね。小説の中では最も単純だと思いますし、作るのが簡単です。≫
作者自身が大学に依存せず、ある程度距離を置いているせいか、かなり客観的で大学に対する反対意見もかなり多かった。それでも、好きなことを研究できる大学という環境に感謝している姿勢は素晴らしいと思いました。あと、大学教授という得体のしれない人種がどんな仕事をして、どういった状況に置かれているかということも知ることができて、面白いと思いました。自分が抗議で見ていたさえない教授たちも面倒な事務的仕事に追われてあくせく働いているんだろうと想像すると、多少は見直さざるをえない。
他に何か読んでいるわけではないですが、一般論とは違う大学論です。普通とは異なる視点からの物言いなので、著者自身の意見に賛同できないような人でも読んで損はないと思います。大学生ならばなおさら考えさせられる内容なので僕としてはとてもお勧めです。もちろん作者のファンの人ならば、どういった考えを持っているのかを知るのに参考になる本だと思います。
思い出したので追記。
最後の方に同窓会誌のインタヴューに答えてというコラム的なところがあるんですが、ここで著者は名前の大切さについて言及しています。これは、著書の幻惑の死と使途でも扱われていることから、著者にとって重要な考えなのだと思いました。
最後のところが、大学生である自分にとっては意味のある書物になったと思う。
大学院に行くことは決めているが、どうして行かなければいけないか説明できなかったが、背中を押してもらえた気がする。
第二章
大学という物の機能や役割について、なかなか辛辣に語られている。お役所的な仕事が多くてしかも意味不明だとか。大学の抱える矛盾についてよく見ているんだなと思った。さすが研究者といったところだろうか。
第三省
少々自分にとって衝撃的な発言があったので引用しておく。
≪ミステリィにしたのは、やはりミステリィが小説の中では最もコード的というか、書きやすいジャンルだったからですね。小説の中では最も単純だと思いますし、作るのが簡単です。≫
作者自身が大学に依存せず、ある程度距離を置いているせいか、かなり客観的で大学に対する反対意見もかなり多かった。それでも、好きなことを研究できる大学という環境に感謝している姿勢は素晴らしいと思いました。あと、大学教授という得体のしれない人種がどんな仕事をして、どういった状況に置かれているかということも知ることができて、面白いと思いました。自分が抗議で見ていたさえない教授たちも面倒な事務的仕事に追われてあくせく働いているんだろうと想像すると、多少は見直さざるをえない。
他に何か読んでいるわけではないですが、一般論とは違う大学論です。普通とは異なる視点からの物言いなので、著者自身の意見に賛同できないような人でも読んで損はないと思います。大学生ならばなおさら考えさせられる内容なので僕としてはとてもお勧めです。もちろん作者のファンの人ならば、どういった考えを持っているのかを知るのに参考になる本だと思います。
思い出したので追記。
最後の方に同窓会誌のインタヴューに答えてというコラム的なところがあるんですが、ここで著者は名前の大切さについて言及しています。これは、著書の幻惑の死と使途でも扱われていることから、著者にとって重要な考えなのだと思いました。
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