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2010年4月25日日曜日

西尾維新『難民探偵』

≪あらすじ≫
ネットカフェ在住の元警視庁警視・根深陽義、就職浪人・窓居証子、人気小説家・窓居京樹が京都で発生した殺人事件の謎に挑む。「戯言シリーズ」「化物語」で人気沸騰中の西尾維新が放つ、怪心の新・スイリ(推理)小説。


西尾維新は今まで、たぶん、こういう作品は出してこなかったような気がするんですけど、中々面白かったです。
中でも、根深陽義と真田道規のやり取りは、面白かったです。真田はどうにか言いくるめて根深を引き戻そうとするところを、話をはぐらかしながら逃げていく根深との滑稽なやり取りは、さすが西尾維新だな、と思いました。

ただ、少し作風として大人しいようには感じました。他の作品では、化物語、戯言など、ぶっ飛んだ人物設定や、面白い言葉遊びが魅力だったし、そう感じてしまうのは、無理もないと思うんですが。
やっぱり思うのは、西尾維新が好きな人ってどちらかというと、普段あまり本とか読まない人が多いと思うんですよね。(完全に個人的な憶測ですが、)そういう中で、こういう作風は少し受けが悪かったのかなとも思ったのでした。

就職が先に控えている大学生としては、序章はなんだか身に迫る話でした。就職活動の失敗や、失態をここまでリアルに描かれると、気が重いです。

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★★☆☆(とても良い)
★☆☆☆(良い)
by TREview

2010年4月21日水曜日

東野圭吾『聖女の救済』

≪あらすじ≫
男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。湯川が推理した真相は―虚数解。理論的には考えられても、現実的にはありえない。


東野圭吾のファンでかつ福山雅治のファンでもある自分にとっては、ドラマもそうでしたが、ガリレオシリーズ2冊同時発売というのは、とてもうれしい知らせだったのですが、どうにも金銭的問題によって後回しになってしまったのが、この本です。
今調べて、発売からもうすでに一年半も経っているというのは、なんだか複雑な気がしないでもないです。

読んでみて思ったのは、流星の絆を読んだ時も思いましたが、とても読みやすい、ということでした。わかりやすいし、かといって単純な話というわけでもなく、とても引き込まれる話でした。
前作に容疑者Xの献身という大作があるだけに、アマゾンのレビューは辛口多めの気もしますが、本当に面白いです。

東野圭吾ってエンジニアだったんですね。なんか凄いなー。

2010年3月25日木曜日

東野圭吾『流星の絆』

≪あらすじ≫
3人の兄弟が幼いころに殺された。数年たって3兄弟は詐欺師になっていた。作戦担当の兄、実行担当の演技派の弟、男を騙す美貌を持つ妹。詐欺のターゲットを調べているうちに、弟は事件のあった夜に遭遇した男を見つける。そこから3人の復讐劇が始まる。

さすが東野圭吾というだけあって、とてもハラハラさせてくれるストーリーでした。3人が詐欺をしているところなんかは、多少不謹慎ですが、冒険心みたいな感情がくすぐられました。
ドラマになっている今作ですが、そのせいでなんか読む気が失せてしまったんですよね。なぜか。(ドラマ否定してるわけじゃないです。)
そういう性格だからなんですが、食わず嫌いと同じで損をしているところも自分自身多いので、今回読んでみた次第です。伊坂幸太郎の時と似てます。

Amazonのあらすじをいつも?のようにコピーしようと思ったのですが、読んでからあのあらすじ(キャッチコピー?)を見ると少し自分のイメージとかみ合わないので、今回は自分で書きました。嫌なんですけどね、自分で書くの。作品のイメージ損ないそうで(汗。

ともかく、この本は万人が楽しめるタイプの小説だと思います。普段小説を読まないような人でも分厚さの割にどんどん読み進められると思います。

実は今日もまだ本が読み終わってないのです。この本はこのブログを始めるちょっと前、3月初めに読んだものです。笑わない数学者にしようとも思いましたが、同じ作家ばかり続けるよりもいろいろ書いていきたいのでまた今度。

2010年3月16日火曜日

アガサクリスティー『そして誰もいなくなった』

今回は読み終わったばかりの作品ではなく、前に読んだ本ですが紹介したいと思います。

この本は名探偵ポワロやマープルでおなじみのアガサクリスティーのこれまたおなじみの作品です。名前だけなら聞いたことがある人も多いと思います。そんなわけで初めてアガサクリスティーを読んでみたいと思った僕は、名前だけなら知っているこの本を選んだのでした。

この本はよくある孤島で繰り広げられる殺人ミステリーの先駆けな感じの作品です。様々な階級を持ち、様々な世代の人々が集まって事件が起こる。というのはいかにもアガサクリスティーらしいです。

島に集まった人々が次々と殺されていき、最後には誰もいなくなってしまうという、ある意味ミステリーというよりもホラーといった方がいいような展開で物語は進んでいきます。インディアンの数え唄にそって一人一人殺されていくわけですが、一人ひとりの人物描写や心理描写がとても丁寧で、登場人物の恐怖が直に伝わってきます。そして最後には犯人が全てを明かした手紙が発見されることで事件は解決します。

何をおいてもこの作品には多くの人に名作と言わしめる魅力があると思います。



ランキング登録してみた。人来るようになるんだろうか。こんだけ広告出しといて来んなとは言わないけど、ハズカシー。