工作という物に対する森博嗣流の啓蒙書?です。
筆者の鋭い観察眼や学者としての考えについては、『自由を作る自在に生きる』という本や『大学について話しましょうか』という本を読んでいてある程度知っていました。
それでもやはり、森博嗣という人の考えは、さすがというべきだと思います。
『自由~』に比べると本書は物をつくることに重点が置かれています。物をつくるということに関して重要なのは、作ることを楽しむこと、そしてその結果長く続けられることが、とても素晴らしいことだということが、よくわかりました。
筆者は“好きこそものの上手なれ”という言葉を鵜呑みにすることには否定的ですが、楽しんで長く続けることができたならば、それは“上手“という風にカテゴライズされても全く問題じゃない気もします。
物をつくるというのは僕も好きですが、この本を読んでいたら何か一つ作ってみたくなりました。9割以上が中途半端でも創りかけでも、まず、手を動かすことが重要だということらしいので、また何か案山子の時みたいに絵でも描いてみようかなと思いました。
「意味が無いことが最高なんだ。」と犀川先生は言っていますが、この本を読んでみると、その言葉の中にいろいろなものがつまっているような気がしました
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